防水 コーキング工事について


コーキング工事とは?


建物の外壁や窓枠など、様々な箇所の隙間を埋める工事のことです。

建築工事において、コーキングは建物の気密性や防水性を確保するために欠かせない工程です。建材の隙間を埋めることで、雨水の侵入を防ぎ、建物の耐久性を高める役割を果たします。


対象となる箇所


• 外壁

サイディングボードの継ぎ目、窓枠周り、バルコニーなど


• 屋根

屋根材の継ぎ目、瓦の隙間など


• サッシ

窓枠とサッシの隙間など


コーキングとは?


コーキングとは、建築物の隙間を充填するために使用する弾性のある材料、またはその作業を指します。一般的には、シリコーン系やウレタン系のシーリング材が使用されます。これらの材料は、変形に強く、建物の動きに追従できるため、ひび割れを防ぎ、長期的な防水性を確保することができます。


コーキングの種類と特徴


コーキング材には、様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。


・シリコーン系シーリング材

耐候性、耐水性、耐薬品性に優れており、外壁や窓廻りなど、様々な箇所に使用されます。


・ウレタンシーリング材

弾性が高く、大きな動きに対応できるため、地震が多い地域や、温度変化が激しい場所での使用に適しています。


・変性シリコーン系シーリング材

シリコーン系とウレタン系の両方の特徴を併せ持ち、汎用性が高いシーリング材です。



コーキングの役割


• 防水性

雨水の侵入を防ぎ、建物の内部を保護します。


• 気密性

室内の空気を逃がさず、断熱効果を高めます。


• 防音性

外からの騒音を遮断し、快適な室内環境を実現します。


• 耐久性

建物の寿命を延ばし、メンテナンスコストを削減します


• 断熱効果を高める

外壁の断熱性能を高め、室温を安定させます。


コーキングの施工


コーキングの施工は、専門的な知識と技術が必要となります。適切なシーリング材を選定し、下地処理を丁寧に行うことで、より効果的な施工が可能です。


• 下地処理

隙間の清掃、プライマーの塗布など


• シーリング材の充填

コーキングガンを使用して、隙間を均一に充填


• ヘラ仕上げ

表面を平滑にし、見た目を良くする


コーキングの打ち替え時期は、建物の状態や使用するシーリング材の種類、気候条件などによって異なりますが、一般的に5~10年が目安とされています。


打ち替えが必要なサイン


• ひび割れや亀裂

シーリング材にひび割れや亀裂が入っている


• 剥がれ

シーリング材が基材から剥がれている


• 変色

シーリング材が変色している


• コケやカビの発生

シーリング材にコケやカビが生えている


これらのサインが見られた場合は、シーリング材が劣化している可能性が高く、打ち替えを検討する必要があります。


打ち替えと増し打ちの違い


• 打ち替え

古いシーリング材を完全に除去し、新しいシーリング材を充填する方法です。


• 増し打ち

古いシーリング材の上に新しいシーリング材を重ねて充填する方法です。


打ち替えは、より効果的ですが、費用がかかります。増し打ちはやや安価ですが、効果が一時的な場合があり、再度の補修が必要になる可能性があります。


打ち替えのメリット


• 防水性能の回復

雨水の侵入を防ぎ、建物の寿命を延ばします。


• 気密性の向上

室内の空気を逃がさず、冷暖房効率を向上させます。


• 美観の回復

外壁の見た目を美しく保ちます。


放置しているとどうなるのか


ひび割れや亀裂の場合


• 雨水の浸入

ひび割れから雨水が建物内部に侵入し、木材腐朽やシロアリ被害の原因となります。


• 構造の劣化

ひび割れが拡大し、建物の構造自体が弱まる可能性があります。


• 断熱性能の低下

外壁の断熱性能が低下し、冷暖房効率が悪化します。


• 美観の損傷

建物の外観が損なわれ、資産価値が低下する可能性があります。


剥がれの場合


• 防水性能の低下

外壁の防水性能が低下し、雨漏りの原因となります。


• 下地への影響

剥がれた部分から水が入り込み、下地材を腐食させることがあります。


• 美観の損傷

建物の外観が損なわれ、資産価値が低下する可能性があります。


変色やコケ・カビの場合


• 美観の損傷

建物の外観が汚れてしまい、美観を損なうだけでなく、近隣への印象も悪くなります。


• 建材の劣化

コケやカビは建材を腐食させ、建物の寿命を縮める可能性があります。


• 健康への影響

コケやカビの中には、アレルギーの原因となるものもあります。


早期に対応すれば比較的安価で済む修繕も、放置することで大規模な工事が必要になり、費用が大幅に増加する可能性があります。上記のような様々な問題が複合的に発生し、建物の寿命が縮む可能性があったり、構造的な問題が生じ、建物の安全性に影響を与える可能性があります。

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